独立モデルとは?〜パス解析シリーズ〜

心理統計法

この記事は、心理系大学院生を対象とした統計法の学習ページです。

  • 独立モデルってなに?
  • パス図における独立モデルの意味がよくわからない
  • 飽和モデルとの違いは?

こんな悩みや疑問がある方はご参考ください( ˘ω˘)

独立モデルとは?

独立モデルとは、「互いに相関関係がない」ということを意味するモデルのことです。

つまり、パス図において変数どうしにパスが引かれていないモデルです。

例えば↓こんなモデル。

参考書には次のように説明されています。

「飽和モデルと対照をなすのは、図7.3(B)の独立モデルである。パス図で変数どうしにパスがないことは、「互いに相関関係がない」つまり「独立である」という強い仮定を意味する」

(引用:多変量データ解析法、P70、最終段落、1-2行)

なので、↓これも独立モデルとなります。

独立モデルの共分散構造

そして、この様な独立モデルの共分散構造はこうなります。

なぜなら、互いに独立ということは、「相関=0」だからです。

参考書には次のように説明されています。

「このモデルで算出されるパラメータは、図7.3(D)の記号v1,・・・v5の5つだけであり、データに対して考えうるパラメータ数が最小のモデルである」

(引用:多変量データ解析法、p91、2-3行目)

飽和モデルとの違い

ちなみに、前回の記事で飽和モデルを扱いましたが、両者の違いは以下のとおりです。

  • 飽和モデル・・・パラメータが最大
  • 独立モデル・・・パラメータが最小

つまり、独立モデルは「自由度が最大」になるということでもあります。

この話は、

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

独立モデルについて少しは理解が深まったでしょうか?

最後に本記事の内容を振り返っておわかれです(^^)/

  • 独立モデルとは、パス図で変数どうしにパスがない=互いに相関関係がないという強い仮定を置いたモデルのこと
  • 独立モデルの共分散構造は、対角成分(分散)以外がすべて0になる
  • 独立モデルは、考えうるパラメータ数が最小のモデルである

ということなんですね〜

それではまた(^^ゞ

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