20XX年12月某日。
臨床心理士を目指す覚悟が決まったのはいいが、
『一体どの大学院を目指すのか』
この問題が目の前に立ちはだかった。
情報収集を始めたものの、第1種?第2種?専門大学院?研究テーマ?よくわからないことだらけ。
そこで、僕と同じ様に社会人を経てから大学院を目指す方に向け、この記録を残して置こうと思う。
最終的な志望校
数十校あった志望大学院の候補も最終的には以下の5校に絞った。
・帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科 臨床心理学専攻(専門職)
・T大学 心理学研究科 臨床心理学専攻(第1種)
・S大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻(第1種)
・R大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻(第1種)
・R大学大学院 人間科学研究科 臨床心理学専攻(第1種)
ここに至るまでのプロセスを順に示す。
大学院の種別
まず最初に理解すべきは、大学院には種別があるということ。
以下は、第1種、第2種、専門職大学院の違いについてまとめた表です。
第1種指定大学院 | 第2種指定大学院 | 専門職大学院 | |
受験資格 | 大学院卒業後 | 大学院を卒業し、 1年の実務経験を経た後 | 大学院卒業後 |
論述試験 | あり | あり | 免除 |
目的 | 研究者の養成(論文あり) | 研究者の養成(論文あり) | 実務家の養成(論文不要) |
どの種別を選択するかは、その人によりけりだと思うが、僕の場合、
開業心理士として活動することを目指していたため、臨床心理士という”資格”と”実務能力”が何よりも優先される事項であった。
なので、この時点では、臨床心理士の資格試験の際に、論述が免除され、論文の時間を実務能力開発のために費やせる専門職大学院を第一志望にしたいと考えた。
具体的な大学院の選定
続けて、具体的な大学院選び。
その際に、中央ゼミナールが運営している
使ってみるとわかるが、この検索サイトかなり有能。何がそんなに良いのかというと、”種別”、”エリア”、”キーワード”での検索が可能なところ。
僕は下記の様な優先順位をつけて大学院をリサーチした。
①エリア→自宅から通える範囲ということで関東エリアを設定。
②種別→まずは、専門職大学院だが、関東エリアで絞ると該当するのは帝京平成大学大学院のみ。
③研究テーマ→第1種の大学院はコミュニケーション、人間関係、コミュニティ支援、集団療法などのテーマを扱う教授がいる大学院に絞りピックアップした。
④働きながら通えるかどうか→この点が大きな弊害。学費については自分で賄うしかないので、そうなってくると、通信制かもしくは夜間授業のある大学院を選定しなくてはならないので、そのことを念頭に大学院を選びました。
過去問をとりよせてみる
とはいえ、「何を勉強したいか」や「大学院のレベル」ということも考慮すべきであるため、ひとまずリストアップした大学院のホームページや過去問をとりよせてみることにする。
過去問の入手方法については、↓↓こちらをご参考ください。
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