この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。
今回は「記憶」に関する問題を取り上げています。
出題のポイント
「記憶」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。
- 記憶の過程
- 感覚記憶
- 親近性効果
- 意味記憶とエピソード記憶
- 順向抑制と逆向抑制
問題①~記憶の過程~
記憶は、記銘、保持、想起の3つの過程からなる。
問題②~感覚記憶~
感覚記憶では、大量の情報が入力されたままの状態で非常に短い時間(約1秒)保持される。
問題③~親近性効果~
短期記憶において、呈示された刺激リストの終末部の再生成績がよいことを親近性効果という。
問題④~意味記憶とエピソード記憶~
ある時点のある場所で起こった出来事を覚えているものを意味記憶という。
問題⑤~順向抑制と逆向抑制~
ある事柄についての記憶が、その後に経験した事柄によって干渉されることを順向抑制という。
問題⑥~てんかん患者の手術~
Scovilleは、精神疾患に施行していた( )内側部の手術をてんかん患者に適用した。
- 側頭葉
- 前頭葉
問題⑦~逆向性健忘~
Scovilleがてんかん目的で手術した患者、H.M.は、術後に重度の逆向性健忘を示した。
問題⑧~心因性健忘~
脳損傷によって、新しくあった人の顏を覚えられなくなってしまうような状態を「心因性健忘」とよぶ。
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