【病態病理】解説を読んで、知識定着!

解答解説 – 臨床心理士試験対策(認知症)
解答解説
【答え】②レビー小体型認知症 ー 幻視

【解説】

常同行動・常同言語は、「前頭葉型認知症」の中核症状です。
見当識の低下は、「アルツハイマー型認知症」の中核症状です。

【根拠①】

「行動異常型前頭側頭型認知症や意味性認知症を中心に,同じ行為を繰り返す常同行為ないしは常同運動 stereotypies や同じ行動を繰り返す常同行動 repetitive behavior がしばしば観察される」

(引用:常同行為/行動とこだわり)

【根拠②】

「レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies:DLB)は,高齢期に発症する認知症として,アルツハイマー病に次いで 2 番目に頻度の高い変性性認知症である1).DLB では,必須症状である進行性の認知機能障害とともに幻視を高頻度に伴うことが特徴であり,中核症状の一つとされている」

(引用:Ramelteon により幻視が消失したレビー小体型認知症の 2 症例)

【根拠③】

「認知機能障害には,記憶障害,見当識障害,失語,失行,失認ならびに遂行機能障害等がある.」

(引用:Alzheimer型認知症)

【学習メモ】

  • 以上を踏まえて、令和5年の過去問40に挑戦しましょう(^ω^)
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