臨床心理士資格試験~発達障害(ASD,ADHD,限局性学習症,発達性協調運動症,知的障害etc)~

試験対策

この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。

今回は「発達障害(ASD,ADHD,限局性学習症状,発達性協調運動症etc)」に関する問題を取り上げています。

出題のポイント

 「発達障害(ASD,ADHD,限局性学習症状,発達性協調運動症etc)」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。

問題①~ASD(自閉症スペクトラム)~

自閉症スペクトラムに関する問題です。

問題①-1~過敏性~

自閉スペクトラム症の診断基準には、感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さは含まれていない。

問題①-2~発症時期~

自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)は、社会的コミュニケーションの問題が成人になってから認められる。

問題②~LD(限局性学習障害)について~

限局性学習障害に関する問題です。

問題②-1

◆DSM-5における限局性学習症に関する次の記述のうち、最も適切なものを選べ。

  1. 限局性学習症には、症状が6か月以上持続していることが診断基準の1つである。
  2. 限局性学習症は、IQが85未満の場合の重症度は「軽度」である。

問題②-2~診断基準Aの下位分類~

綴字の困難さは、限局性学習症における算数の障害の一つである。

問題②-3~特徴~

◆次のうち、言語やコミュニケーションの社会的使用において、基礎的な困難さがあることを特徴とする障害はどれか。

①限局性学習障害
②社会的コミュニケーション障害
④注意欠陥多動性障害

問題②-4~特徴~

限局性学習症(限局性学習障害)は、書く・読む・計算するなど特定の領域で著しい困難を示す状態である。

問題③~DCD(発達性協調運動症)~

発達性協調運動症は、学業成績には影響がない。

問題④~ADHD(注意欠陥多動性障害)

注意欠陥多動症に関する問題です。

問題④-1~発症時期~

注意欠如・多動症の診断は、12歳以前に症状が認められる。

問題④-2

注意欠如・多動症(注意欠如・多動性障害)は、神経発達症群/神経発達障害群に分類される。

問題⑤~知的障害~

知的能力障害の診断は、①標準化された知能検査等で評価される知的機能、➁社会適応能力の欠陥、③発達期の発症、という3つの基準を満たさなければならない。

問題⑤-1~分類~

知的発達症(知的能力障害)は、身体症状および関連症群に分類される

問題⑤-2~診断基準~

知的発達症(知的能力障害)は、知的機能と適応機能の両方に欠陥がある場合に診断される。

問題⑤-3~発症時期~

知的発達症(知的能力障害)は、発達期の発症のみならず、成人期に発症した場合にも診断される。

問題⑥-4~重症度の分類~

知的発達症(知的能力障害)の重症度は軽度、中等度、重度、最重度の4つに分類される。

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