お久しぶりです。本エントリーでは、文献調査報告型のレポートの内容構成をテーマとして取り上げています。学部生時代にはレポートの書き方なんぞクソ喰らえな僕でしたが、物には時節ということで、レポートの書き方を勉強することにした。
なので、「『◯◯のテーマについてまとめよ』とか言われてもどんな風に書けばいいかわかんねーよ」という悩みを抱えてる人は、この記事を読むことで、文献調査報告型のレポートを書くための内容構成を理解することができます。
文献調査報告型のレポートとは?
まずはじめに、この記事を読み進めるにあたって、文献調査報告型レポートとは何か?という疑問を明らかにしておかねばらない。
大学の教養課程で書かされるタイプのレポートでは、この調査報告型が最も多い。これは要するに、何かの事項を文献的に調べてまとめるタイプである。
(引用:最新版 大学生のためのレポート・論文術,p122)
と、上記のように書かれている。
つまり、
「精神分析についてレポート用紙まとめよ」
「代表的な心理検査についてまとめよ」
のようなレポートはこの”文献調査報告型”のレポートに属すると考えられる。
全体的な位置付け
ということで、文献調査報告型はレポートという”概念”の一つの種別にあたるわけだが、その位置付けを下の図で確認して欲しい。
色付けしてわかりやすくしたが、レポートという概念は、報告型と論証型の2つのカテゴリーに分類される。そして、文献調査報告型は、報告型の下位分類である4つの中の1つとして位置付けられるレポートだと言える。
どのような構成にすべきか
さて、これで”文献調査報告型レポート”を書き始めるにあたり、最低限の概要は掴めたのではないかと思うが、肝心なのは、どのような内容を盛り込むのかという点だ。
それについては、先ほどの書籍にて次のように述べられていたのでその箇所を引用しておく。
<文献調査報告型の項目>
1. 調査テーマの概要
①テーマの概要 ②テーマの歴史・語源 ③テーマの基本概念
2. テーマの構造説明
①テーマの構造 ②テーマの構成要素説明 ③主要議論紹介
3. 調査テーマの考察
①主要議論の分析評価 ②テーマに対する自分の考え
4. 調査文献一覧
(引用:最新版 大学生のためのレポート・論文術,p123)
と、いうことなんですね。
まあ、これを参考にレポートをかいてみて、教授からあれこれコメントがあると思うので、それに従って修正をいれていくというイメージでよいかとおもいます。
ちなみに、参考文献や引用文献を記載する時の「作法」なんかについてもうるさく言われるので、あらかじめ注意しておきましょう👇👇
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