前エントリーでは、M-GTAで用いられる用語の1つ「理論的サンプリング」について触れましたが、今回は、その際に使う「分析ワークシート」なるものを取り上げることにしました。
※こちらのページのコメント欄のような個別性の高い質問はGoogle Meetでご相談ください
M-GTAの分析ワークシート
M-GTAの分析最小単位は「概念の生成」ということになりますが、その「概念生成」のために使うのが、「ワークシート」ということになります。
ワークシートは
- 概念名
- 定義
- ヴァリエーション(具体例)
- 理論的メモ
の4つの欄から構成されます。
百聞は一見にしかず。実際に↓↓そのワークシートを見てもらいましょう。
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参考書
①ライブ講義M-GTA
コメント
分析ワークシートありがとうございます。参考になりました。
質問ですが、カテゴリー分けをする際に1つだけのものもカテゴリー分けをしてもいいのでしょうか。
2つ以上の方がいいのでしょうか。
>Wさん
参考になってよかったです。
2つ以上の方がいいと思われます。
ただ、現状がどういう段階かにもよりますが、その判断は先送りした方がいいかもしれません。
自分の場合は、分析が進むにつれて見直すタイミングがありました。
有料パート感想希望
>渡辺さん
コメントありがとうございます。PWをお送りしました。
感想もよろしくお願いします^^
こんにちは。インタビューを終えてこれから分析ワークシートにとりかかろうとしているのですが、基本的な質問ですみません。
インタビューの逐語を起し終わったところなのですが、インタビューしているひとAさんであれば、発言ごとにA-1、2つ目の発言A-2、A-3と言った具合にまずは番号を振り分けしたほうが良いのでしょうか。
>ことりさん
こんにちは^^
その通りだと思いますが、例えば、逐語を作成する時は以下の様になりますが(自分の場合)
***************************************
I.1こんにちは。今日はよろしくお願いします。
A.1あ、はい。
I.2緊張ますよね。
A.2あ、はい。
***************************************
このときに、「インタビュアー→I.1、インタビュイー→A.1」のように番号をふるということでしょうか?
まさに、そういう意味です。
それで、番号をふったあとから、どうすればわからなくなってしまい、どのように概念をつくりだして分析ワークシートにどこから手をつけたらいいのか分からなくなっている感じです。
ヒントいただけるとありがたいです。
>ことりさん
その辺は、指導教員に相談するか、もしくは、ご自身でやっぱり試行錯誤していくことが大事かと思います。
ただ、そういうことを前提に、お役に立てることがあるとすれば、「抽象化」というのが1つのポイントな気がします。
以下、参考して頂ければ幸いです。
https://human-relation.net/2017/07/01/consider/