この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。
今回は「リーダーシップ(条件即納モデル)」に関する問題について取り上げています。
出題のポイント
「リーダーシップ(条件即納モデル)」は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?
過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。
- 条件即納のモデルにおいて、集団効果性を決める要因
- 集団効果性を決める要因の詳細
- LPC得点について
- LPC得点の違いによる集団の効果性
問題①~条件即納のモデルにおいて、集団効果性を決める要因~
Fiedler,F.Eは、リーダーシップの効果が「リーダーシップのスタイル」と「課題状況」によって変わることを見出した。
問題②~集団効果性を決める要因の詳細~
Fiedler,F.E.が提唱した条件即応モデル(contingency model)において、リーダーシップの有効性を規定する要因として正しいものはどれか?
①リーダーシップのスタイル
②課題の構造化の程度
③リーダーの道徳観
④リーダーと成員との関係
⑤リーダーの知能水準
⑥リーダーの位置勢力(権限の強さ)
問題③~LPC得点について~
LPC得点とは、リーダーシップの効果を測定する指標である。
問題④~LPC得点の違いによる集団の効果性について~
条件即納モデルでは、状況がリーダーにとって不利でも有利でもない状況において「低LPCリーダー」が集団の効果性を高める。一方、状況が有利または不利な場合は、「高LPCリーダー」が集団の効果性を高める。
答えと解説
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