臨床心理士資格試験~PFスタディ~

試験対策

この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。

今回は「PFスタディ」に関する問題を取り上げています。

出題のポイント

 「PFスタディ」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。

  1. PFスタディの考案者
  2. アグレッションの方向(I-A)
  3. アグレッションの方向(E-A)
  4. 援助要請スコアの読み取り
  5. 問題解決スコアの読み取り
  6. 他者に関する寛容さスコアの読み取り
  7. アグレッションの型
  8. アグレッションの定義
  9. 反応分類
  10. PFスタディ発展の歴史
  11. フラストレーション場面の大別
  12. 児童のアセスメント
  13. PFスタディの特徴

問題①~PFスタディの考案者~

P-Fスタディは Rosenzweig,Fが考案した人格検査である。

問題②~アグレッションの方向(I-A)~

 ◆Aさんに施行したPFスタディから以下のように、一部結果が得られた。このスコアから言えることを選択肢から選べ。

【Aさんのスコア】
平均域(平均±SD)を下回るもの:IーA、I,I’

【上記スコアから言えること】
・自責感情や罪悪感が弱い。

問題③~アグレッションの方向(E-A)~

 ◆Bさんに施行したPFスタディから以下のように、一部結果が得られた。このスコアから言えることを選択肢から選べ。

【Bさんのスコア】
平均域(平均±SD)を超えるもの:EーA,E,E’,e

【上記スコアから言えること】

他者に対して不満を口にしたり、自己主張をしがちである。

問題④~援助要請スコアの読み取り~

 ◆Cさんに施行したPFスタディから以下のように、一部結果が得られた。このスコアから言えることを選択肢から選べ。

【Cさんのスコア】
平均域(平均±SD)を超えるもの:I、m、e

【上記スコアから言えること】
他者に対して援助要請ができない。

問題⑤~問題解決スコアの読み取り~

 ◆Dさんに施行したPFスタディから以下のように、一部結果が得られた。このスコアから言えることを選択肢から選べ。

【Dさんのスコア】
GCR=40
平均域(平均±SD)を超えるもの:E、I’、i

【上記スコアから言えること】
自分で積極的に問題解決を行う傾向がみられる

問題⑥~他者に対する寛容さスコアの読み取り~

 ◆Eさんに施行したPFスタディから以下のように、一部結果が得られた。このスコアから言えることを選択肢から選べ。

【Eさんのスコア】

平均域(平均±SD)を超えるもの:M-A, M、I’

【上記スコアから言えること】

他者に対して寛容でありストレスを溜め込みやすい傾向がある。

問題⑦~アグレッションの型~

次の用語のうち、PFスタディと関連する用語を選べ。

【用語】
①誤謬率
②欲求固執型
③臨床的妥当性

問題⑧~反応分類~

反応はアグレッションの方向とアグレッションの型から8つに分類される。

問題⑨~アグレッションの定義

アグレッションは、「フラストレーションに対する反応の総称」であり、「攻撃性」という意味合いが強い。

問題⑩~PFスタディ発展の歴史~

P-Fスタディは、TATの影響を受け独自のテストとして発展してきた。

問題⑪~フラストレーション場面の大別~

 テストの場面はフラストレーション事態の特徴によって、自我阻害場面と超自我阻害場面とに大別される。

問題⑫~GCRの意味~

GCRは集団一致度と呼ばれ、奇抜な反応を見る指標である。

問題⑬~児童のアセスメント~

児童のアセスメントにおいて、暴力や対人関係にトラブルがある場合、PFスタディと用いて欲求不満反応パターンを把握するのは適切ではない。

問題⑭~PFスタディの特徴~

以下の検査と用語のうち、適切な組み合わせを答えよ。

【検査】
①PFスタディ
②TAT

【用語】
(A)欲求不満場面
(B)欲求-圧力分析

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