この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。
今回は「ストレス反応」に関する問題について取り上げています。
出題のポイント
「ストレス反応」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?
過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。- 汎適応症候群とは?
- ストレスの種類と汎適応症候群
- ホメオスタシスとは?
- 汎適応症候群の3段階~
- ホルモン系と自律神経系
- ストレス制御の経路/HPA系とSAM系~
問題①~汎適応症候群とは~
Selye,H(セリエ)は、ストレス刺激の種類によらず特異的に全身性に起こる反応を「汎適応症候群」と呼んだ。
問題②~ストレスの種類と汎適応症候群~
Selye,H.(セリエ)によれば、生体はさらされるストレッサーの種類によって、引き起こされる身体反応が異なると考えた。
問題③~ホメオスタシスとは?~
以下の用語とそれに関連する内容を正しく組合せなさい。
【用語】
①ホメオスタシス
②汎適応症候群
【内容】
A)ストレス刺激によって生じる非特異的反応
B)生体が正常な状態を保持しようとする働き
問題④~汎適応症候群の3段階~
汎適応症候群の3つの段階と、その詳細に関する内容を正しく組合せなさい。
【3つの段階】
①警告反応期
②抵抗期
③疲弊期
【詳細】
A)抵抗力が弱まる時期
B)ショック相と反ショック相がみられる時期
C)抵抗力が維持される時期
問題⑤~ホルモン系と自律神経系~
人はストレスが加わると、それに対応するためにホルモン系と自律神経系を活性化させる。
問題⑥~ストレス制御の経路/HPA系とSAM系~
以下の空欄に入る選択肢を選べ
Selye,H.(セリエ)によれば、警告反応期にはホルモン分泌が盛んになるが、ホルモン分泌を調節する経路には、視床下部→下垂体→副腎皮質である(A)系と、視床下部→交感神経→副腎髄質である(B)系がある。
①HPA系
②SAM系
答えと解説
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