この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。
今回は「性格・パーソナリティ」に関する問題について取り上げています。
出題のポイント
「性格・パーソナリティ」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?
過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。
問題①~Eysenck,H.J(アイゼンク)による、パーソナリティ階層構造~
Eysenck,H.J.は、類型、特性、習慣的反応、特殊的反応という4つの水準からなる階層的パーソナリティ理論を提唱した。
問題②~Eysenck,H.J(アイゼンク)による、パーソナリティ階層構造の水準~
Eysenck,H.J.が提唱したパーソナリティ階層構造の水準を上から順に示したものはどれか?
①類型→特性→習慣反応→特殊反応
②特性→類型→習慣反応→特殊反応
③特性→類型→特殊反応→習慣反応
④類型→特性→特殊反応→習慣反応
問題③~Eysenck,H.J(アイゼンク)が見出したパーソナリティ因子~
Eysenck,H.J.は、人間のパーソナリティを「外向性・内向性」、「安定性・情緒不安定性」といった因子で説明可能であるとした。
問題④~Jung,C.C.(ユング)のパーソナリティ理論~
ユングは、内向的・外向的のそれぞれを、思考・感情・感覚・直感の 4 つの心的機能によって分類した。
問題⑤~Freud,S.(フロイト)の構造論~
Freud,S.は、人の精神は、イド・超自我・自我の3つで構成されていると考えた。
問題⑥~共通特性と個人特性~
Allport,G.W.(オールポート)は、多くの人々に共通する「共通特性」と、個人に特徴的な「個人特性」があると考えた。
問題⑦~人物と用語の組み合わせ~
以下の人物とそれに関連する用語を正しく組合せなさい。
【人物】
Guilford,J.P.
Goldberg,L.R.
Eysenck,H.J.
【用語】
・人格の構造は4水準(個別的反応・習慣的反応・特性・類型)
・ビッグファイブ
・立体モデル
問題⑧~気質~
気質とは、主に遺伝的な要因によって形成される、刺激に対する反応の個人差のことである
問題⑨~共有環境と非共有環境~
非共有環境とは、双生児を類似させる働きをもつ環境要因のことである。
問題⑩~パーソナリティ特性の遺伝子~
一つのパーソナリティ特性は、複数の遺伝子の組み合わせにより発現する。
答えと解説
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