因子分析における、パターン行列と構造行列の違い

心理統計法

この記事では、因子分析で「プロマックス回転(斜交回転)」を行った際に、SPSSにて結果として出力される「パターン行列と構造行列の違い」についてまとめておきます(^ω^)

  • パターン行列と構造行列の意味がよくわからない
  • なので、論文にどうやって反映させればいいかわからない

という方に役立つはずです。

パターン行列と構造行列の違い

それではさっそく結論から入りますが、以下の通りです。

  • パターン行列・・・因子負荷量
  • 構造行列・・・相関係数

ということです。だから、まあ「違い」とは言いましたけど、そもそもまったく違うものなので、概念として比べてしまうことが根本間違ってるっていうことですね。

では、なぜそのようなことが起きるかというと、SPSS上でプロマックス回転をすると結果が次のように出てくるからです。ちなみに、以下は、僕が作成した架空の質問紙全12項目をプロマックス回転による因子分析を行った結果です。

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参考書籍


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