この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。
今回は「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に関する問題を取り上げています。
出題のポイント
「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。
問題①~PTSDの基本症状~
◆以下のうち、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の基本症状の中から正しくないものを選べ
①侵入症状
②過活動症状
③認知と気分の陰性の変化
④覚醒度と反応性の著しい変化
問題②~侵入症状の具体例~
心的外傷後ストレス障害(PTSD)おいて、悪夢は、侵入症状に分類される。
問題③~認知と気分の陰性変化の具体例~
心的外傷後ストレス障害(PTSD)おいて、睡眠障害は、認知と気分の陰性変化に分類される。
アウトリーチ
アウトリーチに関する問題です。
問題④~アウトリーチの対応~
震災の被災者であるAさんが拒んでいても、PTSDのスクリーニング検査で得点が高い場合は、医療機関につながなくてはならない。
問題⑤~心理士の主体性~
臨床心理士が震災の被災者であるBさんの自宅を訪問し、Bさんが医療機関への受診を拒んでいる場合、上司に連絡して指示を仰ぐことが望ましい。
問題⑥~症状の固定化~
東日本大震災から10ヵ月後、PTSD症状がみられるAさんに医療機関の受診を勧めたところ「そこまでではない」と受診を拒まれてしまった。そのため、臨床心理士は「来月また連絡するので、またきかせてください」と伝えた。
問題⑦~PTSDの診断基準~
中学生のBさんは、通学途中に交通事故に遭遇し、友人が大けがを負う場面を目撃しました。事故から1週間後、Bさんは夜眠れない、事故の場面を思い出して怖くなる、といった症状を訴えています。臨床心理士は、このようなBさんの様子をみて、PTSDの診断基準に該当するため、精神科の受診を促した。
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