この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。
今回は「認知行動療法」に関する問題を取り上げています。
出題のポイント
「認知行動療法」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。
- コラム法(思考記録法)
- 暴露反応妨害法
- 系統的脱感作法
- 自律訓練法
- 漸進的筋弛緩法
- バイオフィードバック法
問題①~コラム法(思考記録法)~
コラム法(思考記録法)とは、非機能的な認知に気づいてもらうために、恐れていることを試みに体験してもらい、その認知の妥当性を検討する方法である。
問題②~暴露反応妨害法~
認知行動療法において、暴露反応妨害法は強迫性障害に有効な方法であると言える。
問題③~系統的脱感作法~
系統的脱感作法では、不安階層表に基づきネガティブイメージを段階的に想起させることによって、ネガティブイメージとリラックス状態を結びつけ治療効果を促進させる。
問題④~自律訓練法~
自律訓練法は、公式言語による身体各部位への受動的注意集中によって、緊張を解き心身の状態を自己調整する。
問題⑤~漸進的筋弛緩法~
漸進的筋弛緩法は、身体の筋肉を段階的に弛緩させ、次第に全身の筋肉を弛緩させていく技法である。
問題⑥~バイオフィードバック法~
バイオフィードバック法の治療例として、筋電図・皮膚温のフィードバックによる頭痛の緩和、血圧のフィードバックによる高血圧症の緩和、アルファ波のフィードバックによる精神状態のリラックスの獲得がある。
問題⑦~呼吸法~
呼吸法では、はやいテンポの呼吸は不安を低下させることが示唆されている。
問題⑧~暴露反応妨害法~
うつ病で休職中の人には、暴露反応妨害法が有効とされている。
問題⑨~クライエントの~陰性感情~
認知行動療法を進めている場合に、クライエントから「難しいです」のような反応があった場合は、ひとまずそのセッションの計画をすすめていくことが大事である。
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