ロールシャッハ・テストにおける反応内容とは

心理検査

こんにちは。

クリタマです。

この記事では、ロールシャッハ・テストにおける、反応内容について掘り下げています。

そのため・・・・

  • 勤務先の医師からロールシャッハ・テストを取るように言われた。
  • 臨床心理士試験の予想問題で、ロールシャッハ・テストの問題に1問も答えられなかった

⬆︎こんな方にニーズがあると思われます。

僕自身も、まだまだロールシャッハ・テストは勉強中の身ですので、クリタマの皆様は一緒に頑張りましょう。

ロールシャッハにおける反応内容とは

ロールシャッハ・テストのける反応内容とは、インクのシミが「何にみえたか」を意味する用語です。

この「何が見えたか」を明らかにすることが、質問段階では求められますが、確かめる必要はほとんどの場合ありません。

なぜなら、自由反応段階において、明らかになっていることがほとんどだからです。

例えば、この記事をお読みのあなたに、お聞きします。

以下の図版は何に見えますか?

おそらく「蝶」と答えたでしょうから、その「蝶」という答えが「反応内容」ということです。

反応内容の記入について

それではここから、過去記事で使用した「自由反応段階」の記録用紙をひきついで解説したい思います。

上図で言えば、「反応内容」の記録は、「C」の列に記載をします。

Cは「content」の頭文字ですね。

例えば、No.1の反応では「うーん、蝶ですね」と答えているため、表の「2行目」の「C列」には、動物反応である「A」と記入します。

また、No.2の反応では、「あと、芋虫が挟まってうねうねしてる」と答えているため、「芋虫=内容反応」ということです。

そのため、表の「3行目」の「C列」にも、動物反応である「A」と記入します。

質問段階において明らかにする必要がある場合の例

先ほど「反応内容」については、多くの場合、自由反応段階で明らかになっていることが多いと申しましたが、例えば、次のような場合は、「質問段階」で確認する必要があります。

先ほど図版を見て「何かがうねうねしてる」のように答えたとしては、その「何か」が「反応内容」に該当するため、「何がうねうねしてますか?」質問する必要がありますよね。

そして、この質問に対して「知らない人」とかいう答えが返ってきたとしたら、その時は、記録用紙に、人間反応である「H」を記録しましょう。

ちなみに、反応内容の分類は、⬇︎の記事にてまとめてます。

反応内容の公共性(P反応)について

反応内容の捉え方とその記録方法については、以上ですが、同時に「反応内容の公共性」も確認する必要があります。

「反応内容の公共性」とは、つまり、反応内容が「一般的によくなされる答え」なのか「そうでないのか」という分類です。

例えば、先ほどの図版において10人中9人が「蝶」と答えているとします。

だとすれば、これは公共性の高い反応ということになるので、先ほどの表の「2行目」の「P列」に「P」を記入します。

この「P」は「populara」の頭文字をとったものですね。

ちなみに、No.2の反応である「芋虫」という反応が、100人に1人しか答えないような内容であったとしたら、これは「稀有反応(珍しい反応)」ということになります。

そのため、「3行目」の「P列」には「O」を記入します。

ちなみに、「公共反応」についての解釈も、臨床心理士資格試験においてはよく問われるので、

もっと詳しく知りたい方は⬇︎こちらにまとめてます。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

ロールシャッハ・テスト(片口法)における、反応内容についての理解は進みましたでしょうか?

最後に、本記事での内容をまとめておわかれです。

  • ロールシャッハ・テストにおける「反応内容」とは、インクのシミが「何にみえたか」を意味する
  • ロールシャッハ・テストにおける「反応内容」の記録は、「C」の列に記入する
  • 反応内容がわかったら、同時に「公共反応(P反応)」についても記録する。

お世話になった文献など

①片口安史(1987).改訂 新・心理診断法 金子書房

②片口安史(監)(1993).ロールシャッハ・テストの学習 片口法スコアリング入門 金子書房

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