【過去問振り返り】立正大学大学院(H29・C日程)

大学院受験

立正大学大学院 平成29年C日程・過去問のまとめ記事です。

過去問の入手方法は、以下をご参考ください。

※以下は、答案ではなく、僕がその設題に答えるとこうなりますよというものです。正誤を担保するものではありません。

問題1 

インテーク面接の目的、確認事項、面接を行うにあたっての留意点を述べよ。

問題2

下記の用語について簡潔に説明せよ。

代表値(統計)

代表値とは、その名の通り、データを代表する値のことで、平均値、中央値、最頻値がある。平均値とは、データの総計を度数の和で割った値。処理はしやすいが、外れ値に弱いといった特徴がある。中央値は、データを大小順に並べた時に中央に位置する値。最頻値は、度数がもっとも大きい値。中央値と最頻値は、共に処理は難しいが、外れ値に強いという特徴をもつ。

レジリエンス

レジリエンスとは、ラターが「深刻で危機的な状況にも関わらず、適応的な機能を維持しようとする現象」と定義した用語。同じストレスを経験しても、社会的不適応になる人とそうでない人がいる。その様な差異を明らかにする用語がレジリエンス。

ソーシャルスキル・トレーニング

ソーシャルスキルトレーニングとは、対人不適応を改善するために、対人認知と対人行動の変容を促すプログラム。ソーシャルスキルには、褒める、頼む、話すことなどが含まれる。日常場面を想定したモデリングやロールプレイを用いて、適切な感情表現や会話表現を学習する。行動療法や認知行動療法に基づいたトレーニングである。

内発的動機づけ

内発的動機づけとは、賞や外的報酬に依存しない動機づけのこと。たとえば、老人に優しくすること、趣味に没頭することなどは、人の役に立って嬉しい、目標を達成できて嬉しいなどの内発的動機づけにあたる。また、関連用語として、エンハンジング効果とアンダーマイニング効果がある。前者は、内発的動機づけの低いものに外的報酬を与えると動機づけが高まる現象で、後者は、内発的動機づけが高いものに外的報酬を与えると動機づけが低下する現象。

ソマティック・マーカー仮説

ソマティック・マーカー仮説とは、ダマシオが提唱した概念。外部から与えられた刺激が身体的な感情を呼び起こし、それが前頭葉の腹内側面に影響を与え、意思決定を効率的にするのではないかという仮説。

双極性障害

双極性障害とは、感情が正常に機能しなくなる気分障害の一種である。双極性障害は、気分が高揚した状態である躁状態と、気分が落ち込んだ状態であるうつ状態の2つを繰り返し経験する。躁状態では、易刺激性、観念奔走、睡眠障害、食欲・性欲の増加などが症状として現れる。うつ状態では、抑うつ、興味や関心の低下、睡眠障害、食欲低下、疲労感などが症状として現れる。疾病の原因は、脆弱性ストレスモデル、モノアミン仮説、病前性格(循環気質、執着気質、メランコリー親和型気質)が考えられてる。介入については、躁状態の場合、薬物治療。うつ状態の場合は、薬物治療、休養、認知行動療法がそれぞれ有効と考えられている。

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