クリタマです(^ω^)
この記事では、
- 仮現運動って何?
- 仮現運動の種類が知りたい
- 仮現運動の具体例も知りたい
こういった疑問に答える形で、僕の理解をまとめています。
結論~仮現運動とはなんぞや~
結論からいきます。
仮現運動とは、「実際には動いていないのに、動いているように見える現象のこと」を言います。
「仮現運動は、物理的な運動対象が存在していないにもかかわらず明瞭な運動印象が得られる現象であり、最適な観察条件では実際運動とは区別がつかないことが知られている。」
引用:α運動と眼球活動との関係より
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仮現運動の具体例と種類~ひと目でわかる図にしてみました~
例を挙げるときりがないので、↓図にまとてみました。
※この図の理解は正直怪しいので、正確に理解している方がいたらコメントお待ちしてます(;´・ω・)
ここで説明している「仮現運動」は「広義」の意味ですが、狭義の仮現運動では↓こちらの5つがあります。
- α運動
- β運動
- ɤ運動
- δ運動
- ε運動
それが先ほどの図の赤枠で囲った部分ですね。
空間的に離れた2点を適当な時間間隔で点滅させると、両者の間に滑らかな運動の知覚が生じる現象が最も代表的である。この現象はβ運動(あるいはΦ現象)と呼ばれる。仮現運動としてはその他にもα,ɤ,δ,εというギリシャ文字の名前が付けられたものが存在する。
引用:運動視と眼球運動より
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それでは、広義の仮現運動について具体例をみていきましょう
仮現運動の具体例
まずは、以下の4つからいきます。
- 狭義の仮現運動(β運動)
- 自動運動
- 誘導運動
- 運動残効
狭義の仮現運動とその具体例
広義の仮現運動の例として挙げられるものが、「踏切ランプの点滅」です。
2光点を適当な空間的位置に適当な時間間隔をおいて口語に点滅させると、滑らかな運動が知覚されるというβ運動は、刺激の単純さと実生活場面での応用的関心から、最も注目された仮現運動といえる。
引用:α運動と眼球活動との関係より
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上記に目を通すと、わかるように、「β運動=狭義の仮現運動」のように表現されている記述がおおいです。
自動運動
自動運動は、以下の通りです。
暗室の中で静止した光点が1つだけ提示されたとき、これをしばらく見ていると、この光点が動いて見え始める。この運動の方向、速度、距離などは不安定であるが、速度は、例えば20’/sec程度であるともいわれている。この現象は自動運動(Auto-kinetic Motion)と呼ばれる。
引用:運動視と眼球運動より
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正直なところ、自動運動だけは、他に具体例がみあたらずに困ってます。
わかりやすい日常例などあればコメントください。
誘導運動
誘導運動は、周りが動いていると自分が動いているように感じる現象です。
よくだされる例が、「雲に囲われた月」ですよね。
動く雲の合間に月を見るとき、月は実際はほとんど静止しているにもかかわらず雲とは逆の方向に動くように感じられる。このような運動視は誘導運動(Induced Motion)と呼ばれる。
引用:運動視と眼球運動より
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誘導運動の他の具体例が知りたい方は↓こちら
運動残効
運動残効は、一定方向の運動を見続けた後に、止まっているものをみると、逆方向に動いているようにみえる現象です。
流れのある川面や, 回転するレコード盤のように一定方向に運動する対象をしばらく見つめた後に他の場所に目をやると, 静止している視野の対象がいままで見ていた運動対象とは逆方向に動いたりゆがんで見えることがある。これは多くの人が経験できる劇的な視覚的変化で, 運動残効 (motion aftereffect : MAE) と呼ばれる。
引用:運動残効が視覚ー運動協応に与える影響についてより
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運動残効の具体例について知りたい方は↓こちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後に、この記事の内容をまとめておわかれです(^ω^)
・
- 仮現運動って何?→実際はうごいてないのに、動いているように見える現象
- 仮現運動の種類が知りたい→仮現運動に、α~ε運動・自動運動・誘導運動・運動残効がある。
- 仮現運動の具体例も知りたい→踏切ランプ、雲に囲まれた月、暗闇の光点、流れる滝など代表的な具体例。
ということでした~
それではまた(^^ゞ
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