臨床心理士資格試験~ロールシャッハ・テスト⑦形態水準(+,-,±,∓,F+%,ΣF+%など)~

試験対策

この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。

今回は「ロールシャッハ・テスト(形態水準)」に関する問題を取り上げています。

出題のポイント

 「形態水準」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。

  1. 形態水準の意味
  2. 形態水準についての解釈
  3. 現実検討能力の解釈
  4. ΣF+%の平均範囲
  5. F+%の平均

問題①~形態水準の意味~

「形態水準」は、情緒統制の強さを表している。

問題②~形態水準についての解釈~

 ◆Aさんに施行したロールシャッハ・テストから以下のように、一部結果が得られた。ここから言えることとして、適切なものはどれか?

【Aさんのスコア】

各図版の形態水準、I〜Ⅶ→片口法では全て「±」、包括システムでは全て「o」、Ⅱ・Ⅲ→片口法では全て「−」、包括システムでは全て「u」

①Aさんは、怒りや強い感情を誘発する場面において、認知の適切さが低下する。

② Aさんは、怒りや強い感情を誘発する場面において、認知の適切さが向上する。

③ Aさんの認知は、全体的に適切である。

④Aさんの認知は、全体的に不適切である。

問題③~現実検討能力の解釈~

 W%は、現実検討能力の指標であり、知能の評価に際して有力な手がかりと考えられる。

問題④~ΣF+%の平均範囲~

ΣF+%=75(包括システムではX+%=70)の場合、現実吟味力は平均の範囲内であると言える。

問題~F+%の平均~

一般成人のロールシャッハ・テスト結果として適切なものを選べ

①F+%=80
②F+%=50

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