この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。
今回は「ロールシャッハ・テスト(形態水準)」に関する問題を取り上げています。
出題のポイント
「形態水準」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。
問題①~形態水準の意味~
「形態水準」は、情緒統制の強さを表している。
問題②~形態水準についての解釈~
◆Aさんに施行したロールシャッハ・テストから以下のように、一部結果が得られた。ここから言えることとして、適切なものはどれか?
【Aさんのスコア】
各図版の形態水準、I〜Ⅶ→片口法では全て「±」、包括システムでは全て「o」、Ⅱ・Ⅲ→片口法では全て「−」、包括システムでは全て「u」
①Aさんは、怒りや強い感情を誘発する場面において、認知の適切さが低下する。
② Aさんは、怒りや強い感情を誘発する場面において、認知の適切さが向上する。
③ Aさんの認知は、全体的に適切である。
④Aさんの認知は、全体的に不適切である。
問題③~現実検討能力の解釈~
W%は、現実検討能力の指標であり、知能の評価に際して有力な手がかりと考えられる。
問題④~ΣF+%の平均範囲~
ΣF+%=75(包括システムではX+%=70)の場合、現実吟味力は平均の範囲内であると言える。
問題~F+%の平均~
一般成人のロールシャッハ・テスト結果として適切なものを選べ
①F+%=80
②F+%=50
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