【過去問振り返り】東京福祉大学大学院(2017年1期)

大学院受験

東京福祉大学大学院2017年1期・過去問(専門)のまとめ記事です。

過去問の入手方法は、以下をご参考ください。

※以下は、答案ではなく、僕がその設題に答えるとこうなりますよというものです。正誤を担保するものではありません。

傾向

TF大学大学院の問題は全て論述形式。3題目が与えられ、その中から2つ選んで回答する。3題目中、2台は用語について記憶している情報を記述すれば良い。問われているのは、真面目に勉強してきたかどうかと、文章構成能力だろう。残りの1題は事例問題で、思考能力も問われている。特定の場面設定が与えられ、あなたならどうしますか?と人物像も問われるような問題の出し方をしてくる。

設題1 ボウルビィの愛着理論について述べよ

愛着と象徴遊びを参照。

設題2 心理テストにおける構成概念妥当性、内容的妥当性、基準関連妥当性について説明せよ。

3つの概念を説明する前に、妥当性の定義を明確にしておきたい。妥当性とは、測定しようとしている概念を適切に測定できているかを示す概念である。以上を踏まえて、構成概念妥当性、内容的妥当性、基準関連妥当性について説明する。

第一に、構成概念妥当性とは、測定しようとしてる概念に関連する領域を包括できているかを示す概念である。例えば、理系科目のテストを実施しようとする際に、化学の内容しか含まれていないのでは、内容が網羅されていない。なぜなら、理系科目には、物理や生物なども含まれるからである。

第二に、内容的妥当性とは、測定しようとしてる概念が実際にどれだけ適切に測定できているかを示す概念である。例えば、身長を体重系で測定すれば、何度実施しても同じ値がでるので、信頼性は高いと言える。しかしながら、身長を測る方法としては、適切ではないと言える。

第三に、基準関連妥当性とは、測定しようとしてる概念との関連が予測される概念が、実際どれだけ関連があるのかを示す概念である。

設題3 中学校の担任から「家庭訪問をすると(不登校の)子供が暴れるので、来ないで欲しい」と母親から言われてどうしたらいいのかわからないという相談を受けた。あなたならどのように応答するか、その理由についても述べなさい。

※その際の心理士としての対応を参照

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