この記事は、臨床心理士資格試験の1次試験の対策ページです。
今回は「精神分析の用語」に関する問題を取り上げています。
出題のポイント
「精神分析の用語」に関する問題は、臨床心理士資格試験においては、どのように出題されるのでしょうか?過去問の傾向を見ると、以下のポイントはおさえておきたいところです。
- 自我機能
- 防衛機能
- 逆転移の考え方
- 逆転移の利用
- ホールディングとコンテイニング
問題①~自我機能~
◆以下の用語とその内容について適切な組み合わせを答えよ。
【用語】
①現実検討
②自律性
③防衛
④判断
【内容】
A)自分の行動の結果(リスク、社会的評価・損害etc)を予測
B)外界の他者からの攻撃に対して自分を守る
C)主観的な考えや思考を客観的に捉える
D)一次的・二次的
問題②~防衛機能~
防衛機能は、「内界」の他者からの攻撃に対して自己を安全に保つ機能である。
問題③~逆転移の考えかた~
◆以下の空欄に入る語句を選べ。
初期の精神分析では、逆転移に対して( A )な立場でいることが求められてきたが、近年では、( B )な立場でいることがセラピーの中心となってきている。
【語句】
①中立的
②利用的
問題④~逆転移の利用~
近年、逆転移は治療関係における「投影」として活かそうとする考えが広まっている。
問題⑤~ホールディングとコンテイニング~
◆以下の空欄に入る用語を選べ。
Bion,Wによれば、母子関係の中で、幼児が耐えることのできない情緒は幼児から( A )される。そして、母親に投げ込まれる。その後、母親から幼児が体験できる形に修正され、再び幼児に取り入れられる過程をたどり発達していく。このプロセスを、( B )という。
【用語】
(A)
①投射
②分裂(スプリット)
(B)
①ホールディング
②コンテイニング
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