【論述対策・500文字】心理検査のフィードバックについて

大学院受験

※この記事は2018年に書いたものです。

以下は、心理系大学院受験の論述対策として、題目ごとに500文字程度にまとめたものです。

今回のテーマは、「心理検査のフィードバックについて」です。

心理検査をフィードバックする際の留意点(514)

 第一に、わかりやすい言葉で情報を絞って伝える点が挙げられる。具体的には、専門用語をできるだけ避けたり、クライエントの年齢や性別に合わせた表現を用いる。また、情報が多すぎすると、かえって混乱するため、必要な情報のみを伝えるようにする。その際は、クライエントの抵抗や心理的不安に対しても十分配慮する。

 第二に、役に立つ情報を伝える点が挙げられる。単に数値の羅列を伝えるのではなく、その情報がクライエントにどのように役立つのかといった、今後のアドバイスになるような報告を心がける。

 第三に、検査結果を話し合う点が挙げられる。心理検査は、検査者がクライエントを理解するためだけでなく、クライエントが自分自身を理解する事も含まれているため、話し合いを通じて、クライエントのより深い理解に繋げることが求められる。

 第四に、心理検査の限界を伝える点が挙げられる。心理検査で測定できるのは、クライエントに一側面にすぎないため、今回の結果が全てではないということを伝える。

 第五に、フィードバックの際の観察が挙げられる。フィードバックの際に得られる反応や言動は、クライエントをより深く理解するための手がかりとなるため観察に注意を怠らない様にする。

臨床心理査定に関する他の論述対策はこちら

以下のテーマについてそれぞれ500文字程度でまとめてます。

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