【論述対策・500文字】心理アセスメントで使用される質問紙法について

大学院受験

※この記事は2018年に書いたものです。

以下は、心理系大学院受験の論述対策として、題目ごとに500文字程度にまとめたものです。

今回のテーマは、「心理アセスメントで使用される質問紙法について」です。

心理アセスメントで使用される質問紙法について

※代表的な質問紙法についてそれぞれ100文字程度でまとめてます。

 MMPIは、ハザウェイとマッキンレイにより開発された性格検査で、健常人と精神病患者の間で有意差があった項目により構成される。550の質問項目からなり、10の臨床尺度と4の妥当性尺度を有している。(97)

 YG性格検査は、ギルフォードが開発した検査を、矢田部達郎が日本用に標準化した。120の質問項目から構成され、12の性格分類が可能。基盤となる理論は特性論だが、結果の解釈は、類型論を背景に成り立っている。(101)

 MPIは、アイゼンクが、自らのパーソナリティ理論に基づいて開発した質問紙法のこと。具体的には、神経症傾向と外向性と内向性を測定する。日本版は、虚偽尺度や検証項目を含む80の質問項目からなる。(95)

 エゴグラムは、デュッセイが開発した性格検査。バーンの交流分析における構造分析をもとに作成され、5つの自我状態のそれぞれに対して、どの程度の心的エネルギーを配分しているかを測定する。(90)

 EPPSは、エドワーズの開発した性格検査。マレーの社会的欲求をもとに選ばれた15の欲求を測定する。同じ程度の社会的望ましさをもつ短い文章項目が対になって提示され、そのどちらかを強制的に選択する方法で行われる。(104)

臨床心理査定に関する他の論述対策はこちら

以下のテーマについてそれぞれ500文字程度でまとめてます。

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