【論述対策・500文字】インテーク面接について

大学院受験

※この記事は2018年に書いたものです。

以下は、心理系大学院受験の論述対策として、題目ごとに500文字程度にまとめたものです。

今回のテーマは、「インテーク面接について」です。

インテーク面接について(504文字)

 インテーク面接とは、クライエントが相談機関を最初に訪れた時に行われる面接のことで、その後の支援を円滑にするために重要である。

 インテーク面接は、カウンセラーがクライエントとの間に治療同盟を築くことを目的として、ラポールの形成、臨床心理査定、治療仮説と治療目標を設定、インフォームドコンセントの取得といった流れで行われ、最終的に、治療契約が締結され、治療同盟を組むのである。

 その際は、まず、ラポールの形成に十分配慮せねばならない。これが不十分だと、支援をすること自体が困難となる。また、クライエントの負担を考慮し、臨床心理査定は、最低限にとどめる。そして、インフォームドコンセントを得る際は、十分な情報提供に配慮する。

 以上に配慮した上で、インテーク面接では、生物心理社会モデルに基づいて、生物学的、心理的、社会的要因の3側面について情報を収集する。社会的不適応は単一の要因ではなく、複数の要因の相互作用によって生じるものと考えられるからである。

 具体的には、生物学的要因に、障害や疾病の有無、既往歴、心理学的要因に、パーソナリティや認知傾向、社会的要因に、職場や学校の対人関係、社会的支援の有無などがある。

臨床心理査定に関する他の論述対策はこちら

以下のテーマについてそれぞれ500文字程度でまとめてます。

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